【相続税】 院号は債務控除できる?
- FLAP 税理士法人
- 2024年7月18日
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更新日:1 日前
こんばんわ、大阪、神戸、東京の相続税に強い、相続税専門の税理士法人FLAPです。
院号とは
戒名とは亡くなった後、仏門に入って、戒律を守る証として与えられる名前のことです。
戒名を授かることで極楽浄土へたどり着けるといわれています。
この戒名にはランクがあり、基本的には次の4つの「号」で構成されています。
このうち一番ランクが高いものが「院号」です。
院号 | 身分の高い貴族や社会的に大きな貢献をした方が授かるもの |
道号 | 故人の人となりを表す文字 |
戒名 | 故人のあの世での名前 |
位号 | ランクを表す部分で、信士や信女が一般的で |
院号は債務控除できるか?
A. 院号料は債務控除できると思われます
戒名料は葬儀費用として債務控除可能ですが、院号料が債務控除可能だという旨は国税庁からはっきりと明示されておりません。
しかし実際は院号料だが戒名料として申告している例は多いです。
国税庁側も金額から院号料であること予測がついても、それだけで特に否認するということはないと思われます。
注意すべき点は、戒名料が高額であるにも関わらず、財産の額が少ない場合、
財産を隠しているのではないか、と疑われる可能性があります。
上記のような場合、他に財産がないか名義預金がないかどうかなど、確認する必要があります。

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