iPHONEなどデジタル遺産の相続
- FLAP 税理士法人
- 4月18日
- 読了時間: 2分
デジタル遺産とは
簡単に言うと、インターネット上にある本人の「財産的価値」「個人情報」などのデータのことです。

具体的には…
種類 | 例 | 注意点 |
金融系 | ネット銀行口座、証券口座、仮想通貨 | 相続漏れのリスク大。ID・パスワード管理が重要 |
サブスク系 | Netflix、Amazon、Kindleなど | 解約忘れで料金が引き落とされ続ける |
ポイント・マイル | 楽天ポイント、ANA/JALマイルなど | 引き継げる場合もあるが、早めの手続きが必要 |
SNS・クラウド | Facebook、Instagram、iCloud、Google Drive | 削除・アーカイブ・相続の方針を決めておくべき |
ブログ・動画・NFT等 | YouTube収益、note、有料コンテンツ | 収益が出るなら「資産」として扱う必要も |
デジタル遺産の整理ポイント
① 一覧にまとめる(リスト作成)
アカウント名
ログインID/メールアドレス
パスワードの管理方法(メモ・パスワードマネージャー等)
利用サービス内容、資産の有無
解約・継続・承継など希望
✅ 紙にまとめてもよし、信頼できる人に託す形でもよし。
✅ セキュリティとのバランスが大事!
② パスワード管理をルール化する
【パスワードマネージャー】の活用(例:1Password、Bitwardenなど)
紙のノートに記録する場合は保管場所を明確に
③ デジタル遺産の「遺言」や「エンディングノート」への明記
「これらのアカウントは削除してOK」「これは残してほしい」など
意思表示がないと、家族もどうしていいかわからない
④ クラウドやSNSの「アカウント管理者機能」を使う
■Facebook → 追悼アカウント設定あり
亡くなった利用者や、追悼アカウントにする必要があるFacebookアカウントを報告する方法
■Google → アカウント無効化管理ツール(Inactivity Manager)
故人のアカウントに関するリクエストを送信する方法
■Apple → デジタル遺産管理者を設定可能(iOS15以降)
↓故人アカウント管理連絡先としてApple Accountへのアクセスを申請する方法
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