2025年 在宅介護と施設介護の利用割合

在宅介護と施設介護の利用割合

在宅介護と施設介護の利用割合は、要介護度や個々の状況によって異なります。

以下に、全体的な傾向と要介護度別の利用状況をまとめました。

これらのデータから、在宅介護サービスの利用者が全体の約70%を占めており、施設介護サービスの利用者は約15%程度となっています。

 要介護度別の利用割合

要介護度	在宅介護の割合	施設介護の割合
要介護1	約76.4%	約23.6%
要介護2	約68.4%	約31.6%
要介護3	約54.9%	約45.1%
要介護4	約41.5%	約58.5%
要介護5	約40.4%	約56.4%

要介護5の方のうち、

在宅で生活している方は約40.4%で、

その内訳は

自宅が27.7%、

親や親族の家が12.8%です。

一方、施設で生活している方は約56.4%で、

内訳は公的介護施設が37.2%、

民間施設や介護サービス付き住宅が11.7%、

医療機関が7.4%となっています。

在宅介護と施設介護における費用

在宅介護と施設介護における費用は、要介護度（1〜5）によって大きく異なります。

以下に、主に日本における2025年時点の情報をもとに、

在宅介護と施設介護の月額費用の比較（概算）を表にしてみました。

※在宅介護の「生活費」には、食費・光熱費・住居費等を含みます

※施設介護では、介護サービス費・居住費・食費が一体的にかかります

※「介護老人保健施設（老健）」や「グループホーム」は別途要分析

まとめ

• 全体的に、在宅介護サービスの利用者が多数を占めています。

• 要介護度が高くなるにつれて、在宅介護の割合は減少し、施設介護の割合が増加する傾向があります。

• 要介護5の方では、施設介護の利用が過半数を超えています。