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小学生でもわかる?贈与税の配偶者控除って何?

  • 執筆者の写真: FLAP 税理士法人
    FLAP 税理士法人
  • 6月19日
  • 読了時間: 2分
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贈与税の配偶者控除って何?

これは結婚している夫婦の間で家を贈与するときの特別な制度です。

普通の贈与:年間110万円まで税金がかからない

配偶者控除:家の贈与なら2000万円まで追加で税金がかからない!


例で説明すると

お父さんがお母さんに2000万円の家をプレゼントしても、この制度を使えば贈与税が0円になります。

使うための条件


  1. 結婚して20年以上経っている夫婦

  2. 家や家を買うお金を贈与する

  3. もらった人がその家に住む

  4. 一生に一度だけ使える(同じ夫婦間で)


メリット(いいところ)

1. 税金が大幅に安くなる


普通なら:2000万円の贈与で約700万円の税金

配偶者控除を使うと:税金0円!


2. 相続税も安くなる可能性


家を生前に贈与することで、将来の相続税を減らせる場合がある


3. 家族の安心


夫婦のどちらかが亡くなっても、残された人が家を確実に持てる


デメリット(注意するところ)

1. お金がかかる


登録免許税:家の価値の2%(普通は0.2%)

不動産取得税:家の価値の3~4%

司法書士への手数料:10~20万円程度


例:2000万円の家なら、手続きだけで100万円以上かかることも!

2. 一度しか使えない


同じ夫婦間では一生に一度だけ

使うタイミングを間違えると損する可能性


3. 条件が厳しい


結婚20年以上必要

家以外には使えない


4. 将来の相続で損する場合も


家の価値が下がったとき

相続税がもともとかからない場合


使うべき?使わないべき?

使った方がいい場合


  1. 夫婦の財産に大きな差がある

  2. 将来の相続税が高くなりそう

  3. 家の名義をはっきりさせたい


使わない方がいい場合


  1. 手続き費用の方が高くつく

  2. 将来家を売る可能性が高い

  3. 相続税がもともとかからない


まとめ

配偶者控除は「大きな節税効果があるけれど、手続きが複雑で費用もかかる制度」です。

まるで**「すごく美味しいけれど、作るのがとても大変な料理」**のようなものですね。使う前に、本当にメリットがあるかどうか、専門家に相談することが大切です!

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